円高・円安の方向性に注目か

glitch

2025.03.27

円高・円安の方向性に注目か

glitch glitch
円高・円安の方向性に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国のGDP
  2. 2 日銀金融政策決定会合における主な意見公表(3月18日~19日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に149円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、150円台中盤でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.000付近を上抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの150.000付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期GDP、米・個人消費、23時に米・中古住宅販売保留、26時に米・7年債入札、29時半に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、翌8時半に日・東京都区部消費者物価指数、8時50分に日・日銀金融政策決定会合における主な意見公表が予定されている。翌朝に日本の重要経済指標が控えているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


期間
限定

新規口座開設で

18,000円プレゼント!