米・ISM非製造業景況指数と要人発言に注意か

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2025.03.05

米・ISM非製造業景況指数と要人発言に注意か

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米・ISM非製造業景況指数と要人発言に注意か
本日のポイント
  1. 1 米国のADP雇用統計
  2. 2 米国のISM非製造業景況指数

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に148円台前半まで下落したものの、引けにかけて円売りの流れに変わったことで149円台後半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.000付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.000付近を下抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、安値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、22時15分に米・ADP雇用統計、23時半に英・ベイリーBOE総裁の発言、24時に米・ISM非製造業景況指数、米・製造業受注指数、24時半に米・週間原油在庫、28時に地区連銀経済報告(ベージュブック)、29時半に NZ・オアRBNZ総裁の発言、翌9時半に豪・貿易収支が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドルの方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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