月末要因による急激な動きに警戒か

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2025.02.28

月末要因による急激な動きに警戒か

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月末要因による急激な動きに警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国のPCEデフレーター
  2. 2 カナダのGDP

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル全面高になったことで米ドル/円は底堅い展開となり、150.000付近まで約100pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.500付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.500付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、22時半に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、23時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、月末要因による荒い値動きも想定されるため、ロンドンフィキシング前後での米ドル/円の値動きに警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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