トランプ政権による相互関税の影響に注目か

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2025.02.10

トランプ政権による相互関税の影響に注目か

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トランプ政権による相互関税の影響に注目か
本日のポイント
  1. 1 米主要企業の第4四半期決算
  2. 2 ラガルドECB総裁の発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は151円台前半で軟調に推移しており、先週高値の155.800付近から450pipsほど下落した価格帯で揉み合っている状況だ。トランプ大統領の関税に関する発言によって大きく動く可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの152.000付近を上抜けた場合は、153.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.000付近を下抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、150.000の重要な節目が意識される展開であり、高値圏から続落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。

本日は、23時に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。先週はドル安・円高の流れが加速したため、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。また、米主要企業の第4四半期決算が多く控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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