雇用統計の先行指標に注目か

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2025.02.05

雇用統計の先行指標に注目か

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雇用統計の先行指標に注目か
本日のポイント
  1. 1 ADP雇用統計
  2. 2 ISM非製造業景況指数

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。引けにかけて米ドル全面安になったことで、米ドル/円は直近安値圏の154円台前半まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの155.000付近を上抜けた場合は、155.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの154.000付近を下抜けた場合は、153.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時15分に米・ADP雇用統、22時半に加・貿易収支、米・貿易収支、23時に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24時に米・ISM非製造業景況指数、24時半に米・週間原油在庫、27時に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、29時に米・ボウマンFRB理事の発言、翌9時半に豪・貿易収支、米・ジェファーソンFRB副議長の発言、翌10時半に日・田村日銀審査委員の発言予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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