米ドルとユーロの値動きに警戒か

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2025.02.03

米ドルとユーロの値動きに警戒か

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米ドルとユーロの値動きに警戒か
本日のポイント
  1. 1 欧州の消費者物価指数
  2. 2 ISM製造業景況指数

週明けは、米ドル買い・円買いの影響で下窓なしでスタート。米ドル/円は154円台後半で軟調に推移しており、先週高値の156.200付近から約150pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの155.500付近を上抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの154.500付近を下抜けた場合は、154.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値の堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、19時に欧・消費者物価指数、24時に米・ISM製造業景況指数、26時半に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、翌8時半に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドルやユーロの値動きに注目したい。また、月初めの要因による荒い値動きも想定されるため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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