ロンドンフィキシング前後の急変動に警戒か

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2025.01.31

ロンドンフィキシング前後の急変動に警戒か

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ロンドンフィキシング前後の急変動に警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国のPCEデフレーター
  2. 2 米国の要人発言

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は一時的に153円台まで急落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの154.600付近を上抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの153.800付近を下抜けた場合は、153.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値圏まで下落している状況のため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、22時半に米・加・GDP、米・個人所得・米・PCEデフレーター、米・第4四半期雇用コスト指数、米・ボウマンFRB理事の発言、23時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数が予定されている。米国の重要経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、月末要因によって荒い値動きになる可能性があるため、ロンドンフィキシング前後の急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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