同価格帯での揉み合い継続の米ドル/円に注目か

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2025.01.30

同価格帯での揉み合い継続の米ドル/円に注目か

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同価格帯での揉み合い継続の米ドル/円に注目か
本日のポイント
  1. 1 南アフリカの政策金利&声明発表
  2. 2 欧州の政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は上値重く下値堅い展開となり、155円台前半での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの155.500付近を上抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの155.000付近を下抜けた場合は、145.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、15時10分に日・氷見野日銀副総裁の発言、22時15分に欧・ECB政策金利&声明発表、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期GDP、米・個人消費、22時45分に欧・ラガルドECB総裁の発言、24時に米・中古住宅販売保留、翌8時半に日・東京都区部消費者物価指数、時間未定で南アフリカの政策金利&声明発表が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、各通貨ペアの値動きに注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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