トランプ大統領の発言に警戒か

glitch

2025.01.28

トランプ大統領の発言に警戒か

glitch glitch
トランプ大統領の発言に警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国の7年債入札
  2. 2 日本のBOJ議事録公表(12月18日~19日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米10年債利回りの低下や、中国製AIモデル(DeepSeek)が米欧企業の優位性を崩すとの懸念からリスクオフの円高が加速し、米ドル/円は153円台後半まで約200pips続落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの155.000付近を上抜けた場合は、155.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの154.000付近を下抜けた場合は、153.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、過熱感のある下落が続いているため、一旦の調整による押し目買い優勢となるか、戻り売り優勢で続落するかに注目したい。

本日は、22時半に米・耐久財受注、23時に米・S&Pケースシラー住宅価格指数、24時に米・消費者信頼感指数、27時に米・7年債入札、翌8時50分に日・BOJ議事録公表、翌9時半に豪・消費者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、トランプ大統領の発言によって荒い値動きになる可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


期間
限定

新規口座開設で

18,000円プレゼント!