底堅い展開の米ドル/円に注目か

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2025.01.27

底堅い展開の米ドル/円に注目か

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底堅い展開の米ドル/円に注目か
本日のポイント
  1. 1 ラガルドECB総裁の発言
  2. 2 米国の2年債&5年債入札

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は155円台後半で堅調に推移しており、先週安値の154.800付近から約100pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。先週末は日銀の利上げ発表後に154円台まで下げたものの、引けにかけては押し目買い優勢となっているため、155.500~156.000付近では底堅い展開が想定される。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの156.500付近を上抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの155.500付近を下抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、17時10分に欧・ラガルドECB総裁の発言、24時に米・新築住宅販売件数、25時半に米・2年債入札、27時に米・5年債入札、翌6時25分にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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