米ドルと英ポンドの値動きに警戒か

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2025.01.15

米ドルと英ポンドの値動きに警戒か

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米ドルと英ポンドの値動きに警戒か
本日のポイント
  1. 1 英国の消費者物価指数
  2. 2 米国の消費者物価指数

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は158円台まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの158.500付近を上抜けた場合は、159.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの157.500付近を下抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、16時に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売物価指数、22時半に米・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、23時20分に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24時に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、24時半に米・週間原油在庫、25時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26時に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、28時に米・ベージュブック(地区連銀経済報告)が予定されている。また、JPモルガンチェースやシティグループなど、米主要企業の第4四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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