雇用統計後の米ドルの方向性に注目か

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2025.01.10

雇用統計後の米ドルの方向性に注目か

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雇用統計後の米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の雇用統計
  2. 2 カナダの失業率

前日はNY市場が休場・短縮取引の中、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に157円台中盤まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、158円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの158.500付近を上抜けた場合は、159.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの157.500付近を下抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、24時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。雇用統計の結果次第では大きく動く可能性があるため、指標発表前後の値動きに注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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