ジリ上げ相場の米ドル/円の方向性に注目か

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2025.01.09

ジリ上げ相場の米ドル/円の方向性に注目か

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ジリ上げ相場の米ドル/円の方向性に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の新規失業保険申請件数
  2. 2 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は158円台でのジリ上げ相場となったものの、約60pipsの小幅な値動きに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの158.500付近を上抜けた場合は、159.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの157.500付近を下抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時半に米・新規失業保険申請件数、23時に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、26時40分に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27時半に米・シュミッド:カンザスシティ連銀総裁の発言、27時35分に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。要人発言が多く控えているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。なお、1/9はカーター元大統領の国民追悼日となり、米国の株式市場は休場(債券市場は短縮取引)となるため、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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