雇用統計の先行指標に注目か

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2025.01.08

雇用統計の先行指標に注目か

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雇用統計の先行指標に注目か
本日のポイント
  1. 1 ADP雇用統計
  2. 2 FOMC議事録公表(12月17日~18日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に157円台前半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、158円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの158.500付近を上抜けた場合は、159.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの157.500付近を下抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時15分に米・ADP雇用統計、22時半に米・ウォラーFRB理事の発言、24時半に米・週間原油在庫、27時に米・30年債入札、28時に米・FOMC議事録公表、翌9時半に豪・貿易収支、豪・小売売上高が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、各通貨ペアの値動きに注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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