2025.01.07
前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米国の追加関税を巡る報道によって米ドル/円は156円台前半まで約150pips急落したものの、トランプ次期大統領が報道内容を一部否定したことで米ドルの買い戻しが強まり、米ドル/円は157円台後半まで上昇する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの158.000付近を上抜けた場合は、159.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの157.000付近を下抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、19時に欧・消費者物価指数、22時に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22時に加・貿易収支、米・貿易収支、24時に米・ISM非製造業景況指数、米・JOLTS求人、加・Ivey購買部協会指数、27時に米・10年債入札、翌9時半に豪・消費者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドルとユーロの値動きに注目したい。
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