2024.11.20
前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。一時的に円高になったことで米ドル/円は153円台前半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、154円台後半でクローズする結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの155.000付近を上抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの154.000付近を下抜けた場合は、153.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上下に荒い値動きが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。
本日は、16時に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売物価指数、22時に欧・ラガルドECB総裁の発言、25時に米・クックFRB理事の発言、26時15分に米・ボウマンFRB理事の発言、27時に米・20年債入札が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。
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