各国の重要経済指標に警戒か

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2024.11.15

各国の重要経済指標に警戒か

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各国の重要経済指標に警戒か
本日のポイント
  1. 1 英国のGDP
  2. 2 米国の小売売上高

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル全面高になったことで米ドル/円は下値の堅い展開となり、156円台前半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの156.500付近を上抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの155.500付近を下抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、やや過熱感のある上昇が続いているため、一旦の調整による下落があるか、続騰して高値を更新するかに注目したい。

本日は、16時に英・GDP、英・鉱工業生産、22時半に米・小売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、米・輸入物価指数、23時15分に米・鉱工業生産が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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