雇用統計の先行指標に警戒か

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2024.10.30

雇用統計の先行指標に警戒か

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雇用統計の先行指標に警戒か
本日のポイント
  1. 1 ADP雇用統計
  2. 2 米国のGDP

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のマチマチの展開となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は153.000付近での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの154.000付近を上抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの153.000付近を下抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、21時15分に米・ADP雇用統計、21時半に米・第3四半期GDP、米・個人消費、23時に米・中古住宅販売保留、23時半に米・週間原油在庫、翌9時半に豪・小売売上高が予定されている。また、メタプラットフォームズやマイクロソフトなど、米主要企業の第3四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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