2026.10.23
前日のNY市場は、AI投資の採算性への懸念から半導体株を中心に売りが広がり、ナスダック総合が2.60%安、S&P500が1.21%安となった。一方、NYダウは0.02%高と小幅に上昇し、株式市場の明暗が分かれた。安全資産とされる米国債には買いが集まり、米10年債利回りは4.96%付近へ低下。中東の供給不安でWTI原油は2.4%上昇したが、為替では金利低下とリスク回避を背景に円買いが優勢となった。ドル円は22日に156円台後半まで下落した。
テクニカル的に見ると、ドル円は前日の158円台前半から156円台後半まで下落し、短期的な下値模索が強まった。23日の東京時間には一時156.08円まで下げており、156円の節目を維持できるかが焦点となる。ここを明確に下抜けた場合は下値を探る動きが強まる可能性があり、節目割れに伴う値幅の拡大には注意したい。一方、反発時には前日の取引で通過した157円台前半を回復できるか見極めたい。週末を控え、節目付近での急反発にも警戒が必要だ。
本日の指標は、15:00に英国の9月小売売上高、16:15にはフランスの10月PMI速報値が発表される。ドイツとユーロ圏、英国のPMIも続き、欧州時間は景況感関連の指標が集中する。NY時間は21:30にカナダ8月小売売上高、22:45に米10月製造業・サービス業PMI速報値が予定される。23:00には米ミシガン大学消費者態度指数の確報値も控え、予想は46.3となっている。米金利の低下が続くか、ドル円が156円台で下げ止まるか注目したい。
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