2026.10.16
前日のNY市場は、AI関連株への警戒が続くなかでも主要株価指数が終盤に持ち直し、NYダウは1.08%高、S&P500は0.33%高、ナスダック総合は0.08%高となった。米9月PPIは前月比1.3%と大幅に上昇したが、安全資産需要から米国債が買われ、米10年債利回りは5.09%付近へ低下。WTI原油は3.03%高の97.97ドルとなった。為替ではドル売りが優勢となり、ドル円は157.50円台まで下落した後、終盤には158円前後まで戻した。
テクニカル的に見ると、ドル円は前日に157.50円台から158.30円台まで推移し、安値から切り返して158円前後まで戻した。本日は157円台後半から158円台前半の狭い範囲で推移している。上値では前日高値の158.30円台、下値では前日安値の157.50円台が意識されやすい。15:30の植田日銀総裁発言をきっかけに、このレンジから方向感が出るかが焦点となる。
本日の指標は、15:30に植田日銀総裁の発言、18:00にユーロ圏9月HICP改定値、21:30に米9月輸入・輸出物価指数、22:15に米9月鉱工業生産と設備稼働率が予定されている。27:00には米9月月次財政収支も控える。前日に米長期金利が大きく低下しただけに、植田総裁発言と米鉱工業生産を受けてドル円の158円前後の攻防が変化するか注意したい。
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