ドル円156円台から反発、米PCEで157円台を維持できるか

glitch

2026.09.30

NEW

ドル円156円台から反発、米PCEで157円台を維持できるか

glitch glitch
ドル円156円台から反発、米PCEで157円台を維持できるか
本日のポイント
  1. 1 米8月PCEデフレーター
  2. 2 米9月ADP雇用統計

前営業日のNY市場ではS&P500が0.17%安、NASDAQが0.08%安、NYダウが0.26%安となった。米10年債利回りは一時5.293%と2007年以来の高水準まで上昇したが、8月JOLTS求人件数が707.9万件と市場予想を下回り、消費者信頼感も約12年半ぶりの低水準へ悪化した。さらにニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が追加利上げを急ぐ必要はないとの認識を示したことで、10月利上げ確率は一時約7割から5割程度まで低下した。

ドル円は本日のアジア時間に一時156.38円付近まで下落し、約2週間ぶりの安値を付けた後、157円前後まで戻している。米長期金利の高さはドルを支える一方、日銀の利上げや日米当局による為替介入への警戒が円売りを抑えている。テクニカル面では、本日付けた156.38円付近が直近安値として意識され、上方向では157円台を維持して157円台半ばへ戻せるかが焦点となる。156円台を再び割り込む場合は、テクニカル面から円高方向への調整が続く可能性にも注意したい。

本日は米9月ADP雇用統計と8月PCEデフレーターが重要材料となる。ADP雇用者数は7.4万人増、コアPCEは前月比0.3%増が予想されている。強い雇用とインフレが確認されれば、前日に後退した追加利上げ観測が再び強まり、米金利上昇を通じてドル円が157円台後半を試す可能性がある。一方、両指標が弱ければ156.38円付近を再び試すかを確認したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


期間
限定

新規口座開設で

18,000円プレゼント!