2026.09.18
前日のNY市場は、原油と米国債利回りの低下を背景にリスク選好が回復した。ダウ平均は0.62%、S&P500は1.14%、ナスダック総合は1.69%それぞれ上昇し、テクノロジー株を中心に買いが広がった。原油価格は供給懸念の後退を背景に下落し、米10年債利回りも4.94%近辺へ低下した。一方、本日の日銀会合では政策金利が1.25%へ引き上げられたものの、2人の反対票を受けて円売りが進み、ドル円は157円台まで上昇した。
テクニカル的に見ると、ドル円は日銀の政策発表後に一時157.145円まで上昇し、9月上旬以来の高値を付けた。目先は157円を維持できるかが焦点で、上方向では157.20円付近を上抜ければ157.50円、さらに158円の心理的節目が意識されやすい。一方、15:30から始まった植田総裁会見で追加利上げに積極的な姿勢が示されれば円買いが強まり、156.50円から156円方向へ調整する可能性もある。政策発表後に円安が急速に進んでいるため、会見中の値幅拡大には特に注意したい。
本日は17:00にユーロ圏7月経常収支、18:00にユーロ圏7月建設支出、19:30にラガルドECB総裁の発言が続く。NY時間では22:15に米国8月鉱工業生産と設備稼働率が発表され、鉱工業生産は前月比0.3%、設備稼働率は76.4%が予想されている。23:00には米国8月景気先行指標総合指数も控える。本日は植田総裁の会見を最優先で確認しつつ、NY時間には米金利とドル円157円台の攻防を見極めたい。
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