2026.09.15
前日のNY市場は、AI関連株への売りと米金利上昇を背景にリスク回避寄りの地合いとなった。ダウ平均は0.29%、S&P500は0.48%、ナスダック総合は0.56%それぞれ下落し、半導体株で構成するSOX指数は5.9%安となった。中東情勢の緊迫化を背景にブレント原油は105ドル台で終了し、インフレ懸念から米10年債利回りは5%を突破した。明日のFOMCで25bpの利上げを見込む確率も約9割まで上昇し、為替市場では米ドルが主要通貨に対して強含んだ。ドル円も154円台へ上昇し、株安・金利高・原油高・ドル高が並行する展開となった。
テクニカル的に見ると、ドル円は前日に153円台後半から上昇し、155円付近まで上値を伸ばした。本日のアジア時間も154.72円前後で推移しており、心理的節目の155円が目先のレジスタンスとして意識されやすい。155円を明確に上抜ければ上値を試す動きが強まる可能性がある一方、上抜けに失敗した場合は154円台前半から154円の節目が下値支持として機能するか確認したい。FOMCを翌日に控え、米金利が5%近辺で高止まりしているため、155円付近ではストップロスを巻き込んだ値幅拡大にも注意したい。
本日の指標は、15:00に英国8月失業保険申請件数・失業率、7月ILO方式失業率、ドイツ8月卸売物価指数が予定されている。15:45にはフランス8月CPI改定値、18:00にはユーロ圏・ドイツ9月ZEW景況感調査が発表される。21:30には米国9月ニューヨーク連銀製造業景気指数とカナダ7月卸売売上高が予定され、ニューヨーク連銀指数は15.0と前回20.6から低下する見通し。本日はFOMC直前となるだけに、欧州時間からNY時間にかけて米金利とドル円155円を巡る攻防を見極めたい。
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