2026.09.11
前日のNY市場は、原油高と米金利上昇を背景にリスク回避寄りの地合いが続いた。米8月PPIは前月比0.4%となり、次週のFOMCで25bpの利上げを見込む確率が7割超まで上昇した。米10年債利回りは上昇し、ダウ平均は0.60%、S&P500は0.58%、ナスダック総合は0.65%それぞれ下落した。中東情勢の緊迫化を背景にブレント原油は107.63ドル、WTI原油は102.48ドルまで急伸。為替市場では米金利上昇やリスク回避を背景にドルが強含み、ドル円は154円台まで上昇した。
テクニカル的に見ると、ドル円は前日に153.30円から154.67円まで上昇し、本日も154円台を中心に推移している。目先は前日高値154.67円がレジスタンスとして意識されやすく、明確に上抜ければ155円の心理的節目を試す展開となるかが焦点となる。一方、下方向では154円付近を維持できるかを確認したい。154円を割り込む場合は153円台前半から前日安値153.30円付近が次の支持帯として意識されそうだ。本日は米CPI発表後に金利とドルが大きく振れる可能性があり、154.67円や155円付近ではストップロスを巻き込んだ急変動にも注意したい。
本日の指標は、15:00に英国7月鉱工業生産・製造業生産指数・貿易収支、16:00にスイス8月SECO消費者信頼感指数とトルコ7月経常収支、21:00にメキシコ7月鉱工業生産が予定されている。21:30には米国8月CPIが発表され、総合指数は前月比0.4%、前年比3.4%、コア指数は前月比0.2%、前年比2.4%が市場予想。23:00には米国9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値とラガルドECB総裁の発言、27:00には米国8月月次財政収支も発表される。米CPIを受けて米10年債利回りが5%を突破するのか、ドル円の上昇が続くのかを見極めたい。
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