米雇用統計後もドル円は156円台、薄商いで節目攻防

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2026.09.07

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米雇用統計後もドル円は156円台、薄商いで節目攻防

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米雇用統計後もドル円は156円台、薄商いで節目攻防
本日のポイント
  1. 1 ドイツ7月鉱工業生産
  2. 2 ユーロ圏4-6月期GDP確定値

4日のNY市場は、米8月雇用統計が市場予想を大きく上回ったことで利上げ観測が強まり、米主要株価指数はそろって下落した。非農業部門雇用者数は前月比16.2万人増となり、市場予想の5.6万人増を上回ったほか、失業率は4.1%で前月から横ばいだった。ダウ平均は0.51%安、S&P500は0.38%安、ナスダック総合は0.29%安で終了。米10年債利回りは4.8%近辺へ上昇し、米ドル買いが優勢となったものの、上昇の勢いは徐々に鈍った。原油市場では中東の供給不安が意識され、WTI原油は0.20%高の91.48ドル、北海ブレント原油は0.80%高の96.28ドルで取引を終えた。ドル円は155.29円から156.76円まで約1.47円上昇した後、156.25円付近で週末を迎えた。

テクニカル的に見ると、前営業日のドル円は155.29~156.76円のレンジ内で推移し、本日は156.00円付近を挟んで方向感を探る展開となっている。目先は155.80~156.30円の価格帯をどちらに抜けるかが焦点となりそうだ。156.30円を上回って推移すれば、4日高値の156.76円から157.00円の節目を試す可能性がある。一方、155.80円を下回る場合は155.50円、さらに4日安値の155.29円がサポート候補となる。155.29円を明確に割り込むと155.00円方向へ下値を探る動きが強まる可能性がある。本日は米国市場が休場となるため、流動性が低下する時間帯では、156.00円や156.50円付近で値動きが一時的に荒くなる可能性に注意したい。

本日の指標は、15:00にドイツ7月鉱工業生産(前月比予想0.2%、前回0.2%、前年同月比予想0.0%、前回-0.1%)、16:00にスイス8月失業率(予想3.0%、前回3.0%)が発表される。18:00にはユーロ圏4-6月期GDP確定値が予定されており、前期比は0.4%、前年同期比は1.0%と改定値から横ばいが見込まれている。米国はレーバーデーの祝日で株式・債券市場が休場となり、NY時間に主要経済指標の発表は予定されていない。週末の中東情勢と原油価格を確認しつつ、欧州指標を受けたユーロの動きや、薄商いのなかでのドル円の急変動に注意したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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