2026.09.02
前日のNY市場は、米主要株価指数がそろって下落し、ダウ平均は0.79%安、S&P500は0.71%安、ナスダック総合は1.03%安で取引を終えた。米国とイランの緊張激化を受けて原油価格が急伸したほか、インフレ再燃への警戒から債券売りが広がり、リスク回避寄りの地合いとなった。米10年債利回りは前日比約3ベーシスポイント高い4.788%付近へ上昇。WTI原油は5.2%高の90.22ドル、北海ブレント原油は4.6%高の94.65ドルで終了した。米8月ISM製造業景況指数は54.6と予想55.2を下回り、米7月JOLTS求人件数も727.1万件と市場予想の約730万件を下回ったものの、原油高と米金利上昇が米ドルを支えた。ドル円は159.64~160.28円の約0.64円幅で推移し、160.20円付近で取引を終えた。
テクニカル的に見ると、ドル円は2日午後に160.40円付近まで上昇した後、159.70円前後へ反落しており、160.00円を挟んだ節目攻防が続いている。下値では159.60~159.70円が目先のサポートとして意識されやすく、この価格帯で下げ止まれば、160.00円を回復した後に160.20円、さらに本日高値圏の160.40円を再び試す余地がありそうだ。一方、159.60円を明確に下抜けると159.40円、さらに159.20円方向へ下値を探る動きが強まる可能性がある。米ADP雇用統計とカナダ銀行の政策発表が続くため、159.60円から160.00円の節目付近ではストップロスを巻き込み、値動きが荒くなる可能性に注意したい。
本日の指標は、11:00にニュージーランド準備銀行が政策金利を0.25ポイント引き上げ、2.75%とした。ただし、声明が市場の想定ほどタカ派的ではないと受け止められ、ニュージーランドドルは対米ドルで1%以上下落した。今後は17:30に南アフリカ7-9月期BER企業信頼感指数(予想42、前回39)、20:00に米MBA住宅ローン申請指数(前回-1.0%)、21:15に米8月ADP雇用統計(前月比予想4.8万人増、前回4.4万人増)が発表される。22:45にはカナダ銀行が政策金利を発表し、2.25%での据え置きが予想されている。23:00には米7月製造業新規受注(前月比予想0.7%、前回-0.3%)、27:00には米地区連銀経済報告(ベージュブック)が控える。米雇用情勢とカナダ銀行の政策姿勢を受けた北米通貨の反応に加え、ベージュブックで示される景気・物価認識にも注目したい。
新規口座開設で
18,000円プレゼント!