雇用統計(9月分)の結果に注目か

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2025.11.20

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雇用統計(9月分)の結果に注目か

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雇用統計(9月分)の結果に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の雇用統計
  2. 2 米国の要人発言

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル全面高・円全面安になったことで米ドル/円はジリ上げ相場となり、157円台まで約200pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.500付近を上抜けた場合は、158.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.500付近を下抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値を上抜けて推移しているため、新たな材料が出るまでは下値の堅い展開となるだろう。

本日は、22時半に米・雇用統計、米・新規失業保険申請件数、22時50分に米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、24時に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数、25時に米・クックFRB理事の発言、27時に米・10年インフレ連動債入札、27時40分に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、翌6時半に米・ポールソン:フィラデルフィア連銀総裁の発言、時間未定で南アフリカの政策金利&声明発表が予定されている。米政府閉鎖の影響によって発表が遅れていた9月分の雇用統計が公表されるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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