2025.11.12
前日はNY市場が休場の中、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に153円台後半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、154円台前半でクローズする結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの154.500付近を上抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの153.500付近を下抜けた場合は、153.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値の堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。
本日は、12時25分に米・バーFRB理事の発言、23時20分に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、24時に米・ポールソン:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24時20分に米・ウォラーFRB理事の発言、26時15分に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26時半に米・ミランFRB理事の発言、27時に米・10年債入札、翌9時半に豪・失業率が予定されている。米国の要人発言が多く控えているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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