連休明けの米ドル/円の方向性に警戒か

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2025.04.22

連休明けの米ドル/円の方向性に警戒か

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連休明けの米ドル/円の方向性に警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国の要人発言
  2. 2 米主要企業の第1四半期決算

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は上値の重い展開となり、140円台後半まで約150pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの141.500付近を上抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの140.500付近を下抜けた場合は、140.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値を下抜けて下落している状況のため、新たな材料が出るまで上値の重い展開となるだろう。

本日は、22時に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、22時半に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、23時に欧・ラガルドECB総裁の発言、26時に米・2年債入札、27時に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、27時半に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、翌7時に米・クーグラーFRB理事の発言が予定されている。また、テスラなどの米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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