米国のCPIに注目か

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2024.12.11

米国のCPIに注目か

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米国のCPIに注目か
本日のポイント
  1. 1 米国のCPI(消費者物価指数)
  2. 2 カナダの政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円はゆるやかなジリ上げ相場となり、152円台まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの152.500付近を上抜けた場合は、153.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.500付近を下抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値を上抜けて上昇しているため、新たな材料が出るまでは下値の堅い展開となるだろう。

本日は、22時半に米・消費者物価指数、23時45分に加・BOC政策金利&声明発表、24時半に加・マックレムBOC総裁の記者会見、24時半に米・週間原油在庫、27時に米・10年債入札、翌9時半に豪・失業率が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米国のCPI発表後の米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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