雇用統計後の米ドル/円の方向性に注目か

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2024.12.06

雇用統計後の米ドル/円の方向性に注目か

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雇用統計後の米ドル/円の方向性に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の雇用統計
  2. 2 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は上値重い展開となり、150.000付近まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.500付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.500付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、安値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい

本日は、22時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、23時15分に米・ボウマンFRB理事の発言、24時に米・ミシガン大消費者信頼感指数、24時半に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26時に米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、27時に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。雇用統計後の値動きを静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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