米・第3四半期決算に警戒か

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2024.10.17

米・第3四半期決算に警戒か

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米・第3四半期決算に警戒か
本日のポイント
  1. 1 トルコの政策金利&声明発表
  2. 2 欧州の政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に148円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、149円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.000付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.000付近を下抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏で値幅の狭い上下動が続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、20時にトルコ・TCMB政策金利&声明発表、21時15分に欧・ECB政策金利&声明発表、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・フィラデルフィア連銀景況指数、21時45分に欧・ラガルドECB総裁の発言、22時15分に米・鉱工業生産、24時に米・週間原油在庫、米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、翌8時半に日・全国消費者物価指数、翌11時に中・第3四半期GDPが予定されている。また、ネットフリックスなどの米主要企業の第3四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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