ドル円159円台半ば、米住宅指標で160円攻防を探る

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2026.08.18

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ドル円159円台半ば、米住宅指標で160円攻防を探る

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ドル円159円台半ば、米住宅指標で160円攻防を探る
本日のポイント
  1. 1 米国7月住宅着工件数
  2. 2 米国7月建設許可件数

前日のNY市場は、中東情勢を巡る警戒感と原油高、米長期金利の上昇が重しとなり、株式市場では主要指数がそろって下落した。ダウ平均は0.51%安、S&P500は0.52%安、ナスダック総合指数は0.31%安となり、最高値圏にあった米株には利益確定売りも入りやすかった。原油市場では米国とイランを巡る協議停滞への警戒から買いが続き、北海ブレントは91ドル台、WTI原油は84ドル台まで上昇した。米債券市場では30年債利回りが5.3%台、10年債利回りも4.7%台へ上昇し、株式市場の重しとなった。一方、前週の弱い米小売売上高や消費者心理を受けて米利上げ観測は後退しており、米ドルは対ユーロなどでは上値の重い展開となった。為替市場では、ドル円が159円台半ばで推移しており、米金利上昇や原油高が円の重しとなる一方、介入警戒も意識されるNY市場だったといえそうだ。

テクニカル的に見ると、ドル円は足元で159円台半ばに位置しており、今回も160.00円の節目を明確に上抜けられるかが焦点となりやすい。上値では159.50円から160.00円付近が直近レジスタンスとして意識されやすく、160円台に乗せると160.50円、さらに161.00円付近まで上値を試す展開となるかが焦点だ。一方、下値では159.00円から158.50円付近が目先のサポートとなり、ここを割り込むと158.00円、さらに157.50円付近まで下値を探る動きが強まる可能性がある。米住宅着工件数や建設許可件数が予想を上回れば、米景気の底堅さや長期金利の高止まりが意識され、ドル円の下支え材料となりやすい。ただし、160円に接近する局面では介入警戒も強まりやすく、節目付近ではストップロスを巻き込んだ上振れと、利益確定による急反落の双方に注意したい。

本日の指標は、15:00に英国7月失業率、18:00にユーロ圏8月ZEW景況感調査、ドイツ8月ZEW景況感調査(期待指数)、18:30に南アフリカ7月SACCI企業信頼感指数、21:15にカナダ7月住宅着工件数、21:30に米国7月住宅着工件数、米国7月建設許可件数、米国7月輸入物価指数、米国7月輸出物価指数、22:15に米国7月鉱工業生産、米国7月設備稼働率、23:00に米国7月住宅販売保留指数が予定されている。特に米住宅着工件数は年率換算で134.2万件、建設許可件数は137.5万件が見込まれており、高金利環境下で住宅市場の減速がどの程度進んでいるかを確認する材料となる。米鉱工業生産は前月比0.3%、設備稼働率は76.3%が見込まれており、製造業や設備稼働の底堅さにも注目が集まりやすい。NY時間は米住宅関連指標と鉱工業生産を受けた米金利の反応を確認しながら、ドル円が159円台を維持し、160円台を試す展開となるかを見極めたい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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