2026.05.07
前日のNY市場は、米国とイランの和平期待やAI関連株への買いを背景に、株式市場ではリスク選好の動きが強まった。S&P500種は7,365.09、ダウ平均は49,910.59、ナスダック総合は25,838.94で引け、S&P500種とナスダック総合は過去最高値を更新した。一方、原油市場では中東情勢の緊張緩和期待から売りが強まり、北海ブレントは一時100ドルを下回った後、100ドル台へ戻した。為替市場では、安全資産としての米ドル需要が後退し、ドル指数は軟調に推移した。ドル円は介入警戒が残るなかで156円台を中心に推移しており、株高・原油安のリスクオン地合いながら、対円では上値の重さも意識されるNY市場だったといえそうだ。
テクニカル的に見ると、ドル円は足元で156円台前半から半ばに位置しており、上値では157.00円前後が目先のレジスタンスとして意識されやすい。ここを明確に上抜けると157.50円、さらに158.00円近辺まで戻りを試す展開となるかが焦点だ。一方、下値では156.00円前後が当面のサポートとなり、ここを割り込むと155.50円、さらに直近安値圏の155円台半ばが再び意識されやすい。今回はレンジ継続型の見方が当てはまりやすく、米雇用関連指標をきっかけに157円台へ戻せるかが焦点となる一方、介入警戒が残るなかでは節目付近で値動きが荒くなる可能性に注意したい。
本日の指標は、15:00にドイツ3月製造業新規受注、15:45にフランス3月貿易収支と3月経常収支、16:00にスイス4月失業率、17:30に英国4月建設業購買担当者景気指数(PMI)、18:00にユーロ圏3月小売売上高、20:30に米国4月チャレンジャー人員削減数、21:30に米国前週分新規失業保険申請件数、前週分失業保険継続受給者数、1-3月期非農業部門労働生産性・速報値、1-3月期単位労働コスト・速報値、23:00に米国3月建設支出、28:00に米国3月消費者信用残高が予定されている。米新規失業保険申請件数は20.5万件、単位労働コストは前期比年率2.5%が見込まれており、労働市場と賃金コストの両面から米金利の反応が注目される。NY時間は雇用関連指標と生産性関連指標を受けて、ドル円が156円台から戻りを試すのか、それともドル売りと介入警戒を背景に上値を抑えられるのかを見極めたい。
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