米中の追加関税と週明けの米ドル円の動向に注目か

glitch

2025.10.13

NEW

米中の追加関税と週明けの米ドル円の動向に注目か

glitch glitch
米中の追加関税と週明けの米ドル円の動向に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の要人発言
  2. 2 米中の追加関税の行方

週明けは、約100pipsの上窓でスタート。米ドル/円は152円台前半で軟調に推移しており、先週高値の153.300付近から約100pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。先週末にトランプ大統領が中国への追加関税を発表したことでリスクオフ基調が加速しているため、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの152.500付近を上抜けた場合は、153.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.500付近を下抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から急落している状況のため、押し目買い・戻り売りのどちらが優勢となるかに注目したい。

本日は、25時10分に米・ポールソン:フィラデルフィア連銀総裁の発言、翌9時半に豪・RBA議事録公表が予定されている。日本は祝日による休場となるため、週明けのロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


期間
限定

新規口座開設で

18,000円プレゼント!