2025.10.10
前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は153.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの153.500付近を上抜けた場合は、154.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの152.500付近を下抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、21時半に加・失業率、22時45分に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数、26時に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。米政府閉鎖の影響によって発表が延期されている経済指標があるため、リスクオフ基調が加速するかを静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。
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