2025.06.05
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。ADP雇用統計やISM製造業景況指数が予想を下回ったことで米ドル全面安となり、米ドル/円は142円台まで約150pips下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.000付近を上抜けた場合は、143.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.500付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、先行指標の悪化をうけて、週末の雇用統計が予想を下回る可能性が意識されるため、米ドル/円は上値の重い展開となるだろう。
本日は、21時15分に欧・ECB政策金利&声明発表、21時半に加・貿易収支、米・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、21時45分に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23時に加・Ivey購買部協会指数、25時に米・クーグラーFRB理事の発言、26時半に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言が予定されている。また、日本の30年国債の入札が控えているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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