2025.05.21
前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に145円台中盤まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、144円台前半でクローズする結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、週明けから下落基調が続いているため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。
本日は、15時に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、23時半に米・週間原油在庫、25時15分に米・ボウマンFRB理事の発言、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26時に米・20年債入札、翌10時半に日・野口日銀審議委員の発言が予定されている。また、5月20日から23日にかけてG7財務相・中央銀行総裁会議が行われるため、日米関税交渉に関するヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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