雇用統計後の米ドルの方向性に警戒か

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2025.05.02

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雇用統計後の米ドルの方向性に警戒か

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雇用統計後の米ドルの方向性に警戒か
本日のポイント
  1. 1 欧州の消費者物価指数
  2. 2 米国の雇用統計

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。円独歩になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は145円台中盤まで約250pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.500付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.500付近を下抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、安値圏から反転上昇している状況のため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、18時に欧州の消費者物価指数、21時半に米国の雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率、平均時給など)、23時に米国の製造業受注指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル、円の方向性に注目したい。また、日米関税交渉に関する速報によって大きく動く可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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