米主要企業の第3四半期決算に警戒か

glitch

2024.10.23

米主要企業の第3四半期決算に警戒か

glitch glitch
米主要企業の第3四半期決算に警戒か
本日のポイント
  1. 1 カナダの政策金利&声明発表
  2. 2 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は151.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.500付近を上抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの150.500付近を下抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏でのジリ上げ相場が継続しているため、新たな材料が出るまでは下値の堅い展開となるだろう。

本日は、22時に米・ボウマンFRB理事の発言、22時45分に加・BOC政策金利&声明発表、23時に欧・ラガルドECB総裁の発言、23時半に加・マックレムBOC総裁の発言、25時に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26時に NZ・オアRBNZ総裁の発言、26時に米・20年債入札、27時に米・ベージュブック(地区連銀経済報告)、29時半に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されている。また、コカ・コーラやテスラなど、米主要企業の第3四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


期間
限定

新規口座開設で

18,000円プレゼント!