月初要因による急変動に警戒か

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2025.01.01

月初要因による急変動に警戒か

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月初要因による急変動に警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国の雇用統計
  2. 2 ISM製造業景況指数

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に153円台まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、152.000付近でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの153.000付近を上抜けた場合は、153.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの152.000付近を下抜けた場合は、151.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、23時に米・ISM製造業景況指数が予定されている。雇用統計の結果を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、月初要因によってロンドンフィキシングに向けて突発的な値動きになる可能性があるため、NY時間帯での急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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