各国の重要経済指標による米ドルの方向性に注目か

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2025.03.18

各国の重要経済指標による米ドルの方向性に注目か

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各国の重要経済指標による米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 1 カナダの消費者物価指数
  2. 2 米国の20年債入札

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に148円台前半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、149円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.500付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの148.500付近を下抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、19時に独・ZEW景況感調査、21時半に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、米・輸入物価指数、22時15分に米・鉱工業生産、26時に米・20年債入札、翌6時45分に NZ・第4四半期経常収支が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドルの方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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