雇用統計とパウエルFRB議長の発言内容に注目か

glitch

2025.03.07

雇用統計とパウエルFRB議長の発言内容に注目か

glitch glitch
雇用統計とパウエルFRB議長の発言内容に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の雇用統計
  2. 2 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円買いの流れが強まったことで米ドル/円は上値の重い展開となり、147円台でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの148.500付近を上抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.500付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値を下抜けて下落しているため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、18時半に欧・ラガルドECB総裁の発言、22時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、24時15分に米・ボウマンFRB理事の発言、24時45分に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26時20分に米・クーグラーFRB理事の発言、26時半に米・パウエルFRB議長の発言、27時に米・クーグラーFRB理事の発言が予定されている。雇用統計の後に米国の要人発言が多く控えているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


期間
限定

新規口座開設で

18,000円プレゼント!