月末要因による急変動に警戒か

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2024.11.29

月末要因による急変動に警戒か

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月末要因による急変動に警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国が休場
  2. 2 欧州の消費者物価指数

前日はNY市場が休場の中、米ドル買い・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は151円台後半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの152.000付近を上抜けた場合は、153.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.000付近を下抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏からの急落している状況のため、戻り売り・押し目買いのどちらが優勢となるかに注目したい。

本日は、16時に英・BOE金融安定報告書公表、19時に欧・消費者物価指数、22時半に加・GDPが予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、米国が祝日による休場となり、月末要因による急変動も想定されるため、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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