2025.05.15
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に145円台中盤まで下落したものの、引けにかけて米ドル買い・円買いの流れに変わり、146円台後半でクローズする結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.000付近を上抜けた場合は、147.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.000付近を下抜けた場合は、145.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、週明けの上窓を閉めない状態で揉み合っている状況のため、下落した場合は窓を埋めるかどうかに注目したい。
本日は、15時に英・GDP、英・鉱工業生産、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・生産者物価指数、米・フィラデルフィア連銀景気指数、21時半に米・パウエルFRB議長の発言、22時15分に米・鉱工業生産、27時5分米・バーFRB理事の発言、翌8時50分に日・第1四半期GDPが予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドルや英ポンドの値動きに注目したい。
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