米ドル高・円安の流れが継続するか注目か

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2024.12.23

米ドル高・円安の流れが継続するか注目か

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米ドル高・円安の流れが継続するか注目か
本日のポイント
  1. 1 英国のGDP
  2. 2 日本のBOJ議事要旨公表(10月30日~31日開催分)

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は156円台前半で堅調に推移しており、先週安値の153.200付近から約300pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。158円付近まで上昇した後に約200pips下落している状況のため、米ドル高・円安の流れが継続するかどうかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.000付近を上抜けた場合は、158.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.000付近を下抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、クリスマス休暇によって市場の流動性が低下する可能性があるため、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

本日は、16時に英・第3四半期GDP、22時半に加・GDP、米・耐久財受注、24時に米・消費者信頼感指数、27時に米・2年債入札、翌8時50分に日・BOJ議事要旨公表、翌9時半に豪・RBA議事録公表が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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