2025.04.29
前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は142円台前半まで約200pips下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.000付近を上抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.000付近を下抜けた場合は、141.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまで方向感に欠ける展開となるだろう。
本日は、22時に米・S&Pケースシラー住宅価格指数、23時に米・消費者信頼感指数、米・JOLTS求人、翌10時半に豪・消費者物価指数が予定されている。日本は祝日による休場となるため、ロンドン市場・NY市場での値動きに注目したい。また、米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
新規口座開設で
18,000円プレゼント!