トランプ大統領の相互関税に関する発言に警戒か

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2025.04.25

トランプ大統領の相互関税に関する発言に警戒か

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トランプ大統領の相互関税に関する発言に警戒か
本日のポイント
  1. 1 英国の小売売上高
  2. 2 カナダの小売売上高

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は上値の重い展開となり、142円台での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.000付近を上抜けた場合は、143.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.000付近を下抜けた場合は、141.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、15時に英・小売売上高、17時にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言、21時半に加・小売売上高、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、トランプ大統領の相互関税に関する発言によって荒い値動きとなる可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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