2025.05.06
前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は143円代後半まで約100pips下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.500付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.500付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、下値堅く上値の重い展開が続いているため、新たな材料が出るまで方向感に欠ける展開となるだろう。
本日は、16時35分にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言、21時半に加・貿易収支、米・貿易収支、23時に加・Ivey購買部協会指数、26時に米・10年債入札、翌6時にNZ・RBNZ金融安定報告書公表、翌7時45分にNZ・失業率、翌10時にNZ・ホークスビーRBNZ総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。
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