米国の重要経済指標による急変動に警戒か

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2024.11.05

米国の重要経済指標による急変動に警戒か

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米国の重要経済指標による急変動に警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国の大統領選挙の投開票スタート
  2. 2 ISM非製造業景況指数

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は下窓を開けたまま軟調に推移しており、152.000付近での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの152.500付近を上抜けた場合は、153.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.500付近を下抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏から下落している状況のため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時半に加・貿易収支、米・貿易収支、24時に米・ISM非製造業景況指数、27時に米・10年債入札、翌6時45分に NZ・第3四半期失業率、翌8時50分に日・BOJ議事録公表が予定されている。米国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、米国の大統領選挙・連邦議会の投開票が始まるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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